コラム

アクティブレンジャーってナンジャイ?神保さんが教えてくれた人とサンゴに寄り添うライフスタイル

崎枝公民館の展示パネルを見ていると、一人の女性が座っておりました。
胸元に「環境省」という文字のワッペンが!
ということで、早速話しかけてみました。

クガイ
クガイ
こんにちは〜。東京から今日のイベントのために来たんですか??
お姉さん
お姉さん
こんにちは!違いますよ!笑 石垣在住です!

あらま!石垣島の環境省の方がいるんですね!?

お姉さん
お姉さん
アクティブレンジャーといって、島内在住で、サンゴを守るために活動しているんです^^

アクティブレンジャーとは、国立公園や希少野生生物の現地管理業務を行う環境省の自然保護官(レンジャーといわれる)の補佐役。パトロールや利用者指導、調査研究、自然解説など、主として野外の現場業務を担う。
引用:EICネット[環境用語集:「アクティブ・レンジャー」]

八島町という地区に「国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター」という場所がありまして、サンゴや石垣島の自然に関する紹介をしているんだそうです。何気に来年で20周年を迎えるという、、、知らなんだ・・・。

石垣島に移住して約5年になる神保さん。マイダイビングセットを持っているというほど海が大好きなのです!

(神保さん)

クガイ
クガイ
ぜ、全然知らなかったです!石垣にそんな場所があったんですね!?
神保さん
神保さん
そうなんですよ〜、意外と知られていないんですよね。。。

今回のイベントに協力ということで、公民館の施設内にパネルを出展しているそうな。
ちなみに、神保さんは5年ほど石垣島の周辺の国立公園に指定されている地域に潜って、サンゴ礁の観察をしたりしているそうです。

クガイ
クガイ
長い間、潜って観察している中で石垣のサンゴの環境ってかなり変わったんですか?
お姉さん
お姉さん
変わってますよ!
クガイ
クガイ
それって、石垣だけなんでしょうか。
神保さん
神保さん
いや〜、世界的にだと思いますよ。石垣で潜っていて一番驚いたのは2016年の白化現象です!
クガイ
クガイ
どんな風だったんですか?
神保さん
神保さん
サンゴが真っ白だったんですよ!原因の一つに2016年は台風がなかなか上陸しなかったことが挙げられます。
クガイ
クガイ
真っ白!?台風が来ないと、何でサンゴが真っ白になるんですか?
神保さん
神保さん
台風って、農業に打撃を与えたり人の暮らしに影響を与えると思われているけど、実は海水をかき混ぜて水温を下げてくれるも役割もあるんです。それで、サンゴにとって適切な水温になるんですよ。それが2016年には全然来なくて、水温が上がって白化現象につながったんですよね。もちろん、原因は台風のせいだけではないんですが。
クガイ
クガイ
いきなりなったんですか?
神保さん
神保さん
いえ、徐々にです。日に日に観察していて薄くなっていくのが分かるんですよね。でも、見てるだけで何もできないという。。。でも、今はサンゴの赤ちゃんが少しずつですが出てきてはいて、ゆっくり回復しているのかなと。
クガイ
クガイ
そうなんですか。。。ちなみにサンゴにとって適切な温度って何度ですか?
神保さん
神保さん
18度〜30度です。ただ、サンゴもいろんな種類があって、ストレス耐性も違うんですよ。枝状のミドリイシの仲間は白化ストレスに弱く、かたまり状のサンゴはストレスに強かったりします。しかも、ケンカに強いサンゴもいるんですよ。
スギノキミドリイシサンゴ

サンゴがケンカ??てか、サンゴってそんなに血の気が荒いの・・・?

神保さん
神保さん
殴り合いとかじゃないですよ笑太陽の光を好むから、何ヶ月もかけて光が射す場所に、自分たちの場所を作っていくっていう縄張り争いですね。サンゴ同士の関係も複雑で大変なんですよね。あと、オニヒトデに食べられたりとか。

サンゴもサンゴで、弱肉強食なんですね。。。

そんな神保さんは、最初は横浜にいて今の職業とは違う職についていたとのこと。
しかし、元々海が好きでダイビングが好きということもあり、移住を決意。
が、いきなり行くのではなく海洋系の専門学校に通い、海について勉強して石垣島に来たんだそうです。

神保さん
神保さん
勉強は、あんまり面白くなかったんですけど笑
研修には行きました。自分の興味のあるところで小笠原にあるダイビングショップに行きました!
クガイ
クガイ
研修があったんですか??
神保さん
神保さん
そうなんです。2週間くらいだったかな。最初にダイビングに関する技術的なことをきっちり叩き込んでもらってから、お客さんのサポートだったり接客をさせていただいたり。小笠原ではイルカやクジラも見たりしましたね!
クガイ
クガイ
小笠原で、ですか!?石垣でも見れるんですか??
神保さん
神保さん
石垣島では安定してイルカやクジラはあまり見れないようですけど時折、見ることができるみたいですよ。あ、でもこの間、竹富島と黒島でザトウクジラが久しぶりに出た!!ってダイバーの人が騒いでたな笑

小笠原の海も石垣の海も知っている笑顔が素敵な神保さん。
ミニ情報として、土曜日にガレッジセールのラジオ「ガレッジパーリー!」で、ゴリさんと話して今日の告知をしてきました!と教えていただきました。
ゴリさんが原稿通りに話さず、ガンガン話してくるのでタジタジだったとの裏話も笑
さすが、芸人さん。一般の方にも容赦しないのですね・・・。

そして、美味しそうなベトナムカレーを手にやってきた一人の男性。
今回、公民館と共催の「NPO法人石西礁湖サンゴ礁基金」の干川さん。
東京から移住してなんと、40年にもなるそうです!!

石垣では、農業をしていたそうで。

干川さん
干川さん
水牛を使った農業をしていたよ^^

すげー!当時の写真まで見せてくれました。

干川さん
干川さん
今は、もう引退したけど当時は 無農薬米とインゲンを作っていたよ〜。あと、鶏を飼育して有精卵を販売していたりね。

無農薬に有精卵!!?
当時もすごかったと思うけど、今、やっていても大ヒットしていそうな予感がします。。。

ハットを被ったナイスガイも登場です。

サンゴ礁ウィークのイベントの一つ

高校生以上の人たちと一緒に潜ってサンゴを観察したりする「リーフチェック石垣フサキ沖」。
このイベントを主催しているコーラル・ネットワークの代表宮本さんでございます。

宮本さん、なんでも東京在住で石垣を往復したり、環境に関する国際会議に出席したりと大忙しなお方。
で、この環境活動が中心なのかと思いきや何とびっくり、実は、会社員。
え、どんだけ動くんですか。。。てか、何でそんなに動けるの・・・。
学生時代に体験ダイビングで海に魅了されて、ずっと活動しているという宮本さん。
ちなみに、一番好きなのは海水魚なんだそうな。
海の生態系の主要な要素としてサンゴは避けて通れないため、サンゴ保全の活動をしているそうです。

世の中、いろんな人がいて色んな働き方・関わり方があるな〜と一人感動。

そんなサンゴレンジャイ!な3人のスリーショットを。

パチリとな。

国際会議のお話や海の話をしている3人。

神保さんはただ環境を守る仕事をしているだけでなく、島の子供たちとも仲良しだそうな。
施設近くにある小学校の子供たちが神保さんに会いに来ておしゃべりをしたり。
学校でサンゴに関する発表会があると聞くと見に行ったりするという人気者。
すごく気さくにサンゴについて教えてくれたり、体験談を話している姿にそりゃ人気者になるわ〜というほんわかとして雰囲気が印象的でした。

3人とお話しをさせていただいて、石垣の海のお話し、それぞれの働き方ライフスタイルを聞くことができて本当に勉強になりました。ありがとうございます。

サンゴと人の暮らし。思いやりを持って共存できたらいいのにな〜と思いつつこの辺で。

以上、「アクティブレンジャーってナンジャイ?神保さんが教えてくれたサンゴに寄り添うライフスタイル」でした!
まったね〜

ちなみにちなみに、環境省で全国各地のアクティブレンジャー募集要項がありました。
→詳細はこちら

国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターはこちら


開館時間:08:00〜17:00
休館日:土・日・祝祭日・年末年始
※サンゴやサンゴ礁に関する質問や相談を常時受け付けています。

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