コラム

石垣島を元気に!芝浦工業大の学生達の挑戦

3月3日に開催された「畑と海をつなぐサンゴのまつり」。
共催として関わっていたのは島の人たちだけではありません。実は、芝浦工業大学の学生さんたちも関わっていたのです。
大学内にある学生団体のプロジェクト『石垣島をもっと元気にするプロジェクト』。
この学生プロジェクトに7名の学生さんが参加してくださっていました。

ちなみに内容はというと、

サンゴを守ろう〜ひまわり大作戦!!〜第5弾

ということで、崎枝にある畑にひまわりの種をまくことで、赤土から海を守ろう!という内容の体験型プロジェクト。

プロジェクトの副代表を務めている副代表の藤田さんに少しお話を伺いました。

クガイ
クガイ
芝浦工業大学と崎枝でずっと動いていたんですか?
藤田さん
藤田さん
このプロジェクト自体は15年続いているんです。元々は大学院生の卒業研究のプロジェクトだったんですが、学部生も加わって今に続いています。崎枝では、3〜4年くらいでしょうか。
クガイ
クガイ
15年!?全然知らなかった・・・。大学の先生も関わっているんですか?
藤田さん
藤田さん
先生は、顧問のような形で関わってはいるんですが、基本的には私たち学生が主体となって企画や予算調整を行なっています!

本格的すぎです。。。自分の大学生時代を思い出すと、、、、穴があったら入りたくなりました。
それはさておき、

クガイ
クガイ
ずっと公民館と連携していたんですか?
藤田さん
藤田さん
いえ、元々は学生プロジェクトということで、自分たちで農家に1軒ずつ廻って(ひまわりの種まきの)協力のお願いをしていました。
クガイ
クガイ
そうだったんですか!?すごく大変だったんじゃないですか??
藤田さん
藤田さん
そうですね。でも、今回、崎枝で開かれているこの「サンゴのまつり」に共催という形で地域の人たちと一緒に取り組めるんです。

忙しい中、続いて対応してくださったのはプロジェクトの代表を務める佐藤さん。

クガイ
クガイ
ずっと石垣に来ていたんですか?
佐藤さん
佐藤さん
春と夏ですね。あとは、スカイプで話をしたりしていました。
クガイ
クガイ
このプロジェクトは崎枝だけですか?
佐藤さん
佐藤さん
いえ、平久保や新川、宮良、川平でもやったりしました。
クガイ
クガイ
すごいですね!それで、皆さんで止めようとしている赤土流出なんですが、そもそもどうして赤土が流出するんですか?
佐藤さん
佐藤さん
山の斜面の土が雨で流れ落ちて、自然に海に流出するというものもあります。でも、そうではなくて人の手で行われた工事によって地形が変わる。その影響で赤土が流出しやすくなるんです。
クガイ
クガイ
そうなのですね。その赤土防止のためひまわりを植えるんですね。でもどうして、ひまわりなんですか?
佐藤さん
佐藤さん
ひまわりは、緑の肥料と言われているんです。花が咲き終わって、枯れても畑に分解されて肥料になるくらい栄養が豊富なんです。あと、葉っぱが大きいことも利点なんです。ひまわりの葉っぱが大きいことで、雨の水をしっかりと受け止めてくれる。それで土が濡れすぎるの防いでくれるんです。あと、根っこですね。
クガイ
クガイ
根っこ?
佐藤さん
佐藤さん
そうです!ひまわりの根っこは土にしっかりと根付くものなんです。それで、その根っこが大きくなればなるほど土を元気にもしてくれるんです。それで、土も強くすることができるんです。
クガイ
クガイ
ひまわりって、見て楽しむだけじゃないんですね。
佐藤さん
佐藤さん
そうですね、栄養成分が豊富なこともあるし、たくさんのひまわりを植えることで観光にもつながりますよね。さっき仰ったように、見て楽しめるという。だから、僕たちはひまわりを選んだんです。

企画書、予算組み、ひまわりを選んだ理由。
淡々と答える彼らに尊敬の念を抱きつつ、今度は、実際にひまわりの種をまく会場にやってきました。

大人も子供も一緒にサンゴについて考える体験型イベント

さて、ひまわり会場に到着です。
他の大人や子供も待ちつつ、学生さんたちは何やら準備に大忙しです。

・・・しばらくして始待ったのは、、、何と紙芝居!
自分たちで作ったサンゴのお話を紙芝居形式で子供たちに読み聞かせをしていきます。
大変分かりやすくて、聞いている私まで勉強になりました。

どうしてサンゴを守るのか??ざっくり編

  • サンゴは光を浴びて、栄養を作る。そのおかげでプランクトンが育つ。
  • 育ったプランクトンはサンゴも食べるけど、魚も食べる。そして栄養の宝庫であるサンゴは生き物のすみかになる。
  • ということは、生き物のすみかであるサンゴがなくなると、必然的に魚が減る。
  • 魚が減るということは漁業にも影響が出る。
  • 他にも、サンゴは自然の防波堤と呼ばれていて大きな波が来ないようにしてくれているけど、サンゴなくなりすぎることで、自然の防波堤がなくなることに・・・。
  • サンゴは二酸化炭素を減らす役割もあるけど、そこにも影響が・・・。

というサンゴのお話を丁寧に紙芝居で教えてくれる学生さん。

子供達も真剣に話を聞いています。

続いて、行ったのは赤土流出実験。
タッパーに入ったむき出しの赤土と緑が生えている赤土。

さてさて、水をかけた時どちらが濁るのかというと・・・

赤土むき出しのタッパーでした。
一つ一つ丁寧に教えつつ、今度はウルトラサンゴクイズです!!

大人の私も一人、勝手に全問正解しようと燃えておりました。

が、しかし、、、後半で間違え、あえなく脱落。。。

優勝した親子に、金メダルチョコの授与でございます。

さて、紙芝居にクイズに楽しんだところで、いよいよお待ちかね。
ひまわりの種まきタイムです!!

一人一袋受け取ります。

かなりの量が入っている。と思いますが、まいていくと案外すぐになくなりました。

親子でまきまき。友達同士でまきまき。まきまき・・・

途中、男の子と遭遇しました。


男の子と一緒にまきまきタイムです。

で、種をまいたあとにトラクターが土を耕す話しをしていてそのあと、お水どうするのって話をしているときに
その子から、名言が飛び出しました。

男の子
男の子
ねぇねぇ、雨ってなんだか知ってる??
クガイ
クガイ
雨??え、水じゃないの??
男の子
男の子
ちがうよ!神様のおしっこなんだよ!!

この言葉を聞いた瞬間にズギュンとやられました。そして、自分の心の汚さを反省しました。

クガイ
クガイ
神様のおしっこって、お父さんとかお母さんから教わったの??
男の子
男の子
ううん。自分で考えた。

やばい。子供のクリエイティブさ素晴らしいですね。
いつの間にか忘れていた、そんな発想。
すいません、私、神様のおしっこ飲んで出直してきます。

そんなこんなで、まきまきタイム終了。
そして、いよいよトラクターで土を耕していきます。

運転手は、干川さん。

待っている間に、学生さんにまたまたお話しを。

クガイ
クガイ
元々、環境に興味があったんですか??
学生さん
学生さん
そうですね。私たち、環境システム学科の1年生なんですけど、学部で環境を習っていることもあり興味を持ちました。で、こういった学生プロジェクトは福島に関するプロジェクトもあったり他にもいくつかあるんです。学生プロジェクト自体は就職活動もあるので、3年で終了なんですけど、石垣のこのプロジェクトは1〜2年生の少人数で回しているんです。

おったまげました。え、、みなさん、1、2年生・・・めちゃくちゃしっかりしてます。。。
衝撃を受けつつ、お礼を伝えて代表の佐藤さんにも挨拶を伝え、お祭り会場に戻りました。

帰り間際に、学生さんから手作りの冊子をいただきました。勉強させていただきます!

種まきをしながら、見た親子の光景。学生さんと島の人たちの交流風景。
間近で見ながら、素敵な光景を一緒にできたことがすごく幸せなことだと思いました。
県外の学生さんと島の人たちとの自然を通した交流。
これからも続いて欲しいもんです。

芝浦工業大学のみなさん、お忙しい中インタビューにも付き合ってくださり、本当にありがとうございました!
欲を言えば、時間を頂戴してちゃんと話を聞いてみたい笑

以上、『石垣島を元気に!芝浦工業大の学生達の挑戦』でした。
まったね〜

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