3月3日に開催された「畑と海をつなぐサンゴのまつり」。
共催として関わっていたのは島の人たちだけではありません。実は、芝浦工業大学の学生さんたちも関わっていたのです。
大学内にある学生団体のプロジェクト『石垣島をもっと元気にするプロジェクト』。
この学生プロジェクトに7名の学生さんが参加してくださっていました。
ちなみに内容はというと、
サンゴを守ろう〜ひまわり大作戦!!〜第5弾
ということで、崎枝にある畑にひまわりの種をまくことで、赤土から海を守ろう!という内容の体験型プロジェクト。
プロジェクトの副代表を務めている副代表の藤田さんに少しお話を伺いました。
本格的すぎです。。。自分の大学生時代を思い出すと、、、、穴があったら入りたくなりました。
それはさておき、

忙しい中、続いて対応してくださったのはプロジェクトの代表を務める佐藤さん。
企画書、予算組み、ひまわりを選んだ理由。
淡々と答える彼らに尊敬の念を抱きつつ、今度は、実際にひまわりの種をまく会場にやってきました。
大人も子供も一緒にサンゴについて考える体験型イベント



さて、ひまわり会場に到着です。
他の大人や子供も待ちつつ、学生さんたちは何やら準備に大忙しです。

・・・しばらくして始待ったのは、、、何と紙芝居!
自分たちで作ったサンゴのお話を紙芝居形式で子供たちに読み聞かせをしていきます。
大変分かりやすくて、聞いている私まで勉強になりました。

どうしてサンゴを守るのか??ざっくり編
- サンゴは光を浴びて、栄養を作る。そのおかげでプランクトンが育つ。
- 育ったプランクトンはサンゴも食べるけど、魚も食べる。そして栄養の宝庫であるサンゴは生き物のすみかになる。
- ということは、生き物のすみかであるサンゴがなくなると、必然的に魚が減る。
- 魚が減るということは漁業にも影響が出る。
- 他にも、サンゴは自然の防波堤と呼ばれていて大きな波が来ないようにしてくれているけど、サンゴなくなりすぎることで、自然の防波堤がなくなることに・・・。
- サンゴは二酸化炭素を減らす役割もあるけど、そこにも影響が・・・。
というサンゴのお話を丁寧に紙芝居で教えてくれる学生さん。

続いて、行ったのは赤土流出実験。
タッパーに入ったむき出しの赤土と緑が生えている赤土。


さてさて、水をかけた時どちらが濁るのかというと・・・

赤土むき出しのタッパーでした。
一つ一つ丁寧に教えつつ、今度はウルトラサンゴクイズです!!

大人の私も一人、勝手に全問正解しようと燃えておりました。


が、しかし、、、後半で間違え、あえなく脱落。。。

優勝した親子に、金メダルチョコの授与でございます。


さて、紙芝居にクイズに楽しんだところで、いよいよお待ちかね。
ひまわりの種まきタイムです!!
一人一袋受け取ります。

かなりの量が入っている。と思いますが、まいていくと案外すぐになくなりました。



親子でまきまき。友達同士でまきまき。まきまき・・・

途中、男の子と遭遇しました。
男の子と一緒にまきまきタイムです。

で、種をまいたあとにトラクターが土を耕す話しをしていてそのあと、お水どうするのって話をしているときに
その子から、名言が飛び出しました。
この言葉を聞いた瞬間にズギュンとやられました。そして、自分の心の汚さを反省しました。
やばい。子供のクリエイティブさ素晴らしいですね。
いつの間にか忘れていた、そんな発想。
すいません、私、神様のおしっこ飲んで出直してきます。
そんなこんなで、まきまきタイム終了。
そして、いよいよトラクターで土を耕していきます。

運転手は、干川さん。
待っている間に、学生さんにまたまたお話しを。
おったまげました。え、、みなさん、1、2年生・・・めちゃくちゃしっかりしてます。。。
衝撃を受けつつ、お礼を伝えて代表の佐藤さんにも挨拶を伝え、お祭り会場に戻りました。

帰り間際に、学生さんから手作りの冊子をいただきました。勉強させていただきます!
種まきをしながら、見た親子の光景。学生さんと島の人たちの交流風景。
間近で見ながら、素敵な光景を一緒にできたことがすごく幸せなことだと思いました。
県外の学生さんと島の人たちとの自然を通した交流。
これからも続いて欲しいもんです。
芝浦工業大学のみなさん、お忙しい中インタビューにも付き合ってくださり、本当にありがとうございました!
欲を言えば、時間を頂戴してちゃんと話を聞いてみたい笑
以上、『石垣島を元気に!芝浦工業大の学生達の挑戦』でした。
まったね〜