訪問記

引きこもり・ニート・不登校の自立支援・社会復帰をサポートする耕せにっぽんって知ってます?

株式会社耕せにっぽん 代表取締役東野 昭彦氏

「耕せにっぽん!!」って、ご存知ですか?
引きこもり・ニート・不登校の自立支援や社会復帰をサポートする施設です。
正式名称は「農業生産法人 株式会社 耕せにっぽん」。

引用:「耕せにっぽんとは
耕せにっぽんとは ひきこもり・不登校と呼ばれる未来に
希望を持てない若者達と共に 農業研修を通じ野菜を育て
「感謝して生きる喜び」 を伝え 共同生活において 「人と向き合う心」 に気付き
就労研修で 「人のお役に立つ喜び」 を学ぶ 若者の自立支援学校です。」
耕せにっぽんより

そんな農業で若者の支援をしている「耕せにっぽん!!」さんに取材に行ってきましたよん。

実は農業だけじゃないだぜ!

さてさて耕せ!日本石垣島校ですが、話を伺って驚いたのが
「耕せにっぽん」さん、農業だけをしているわけじゃなかったということ。
雇用可能年齢の方々を対象に、社会復帰支援ということで、
「耕せにっぽん」側で入居期間中に雇用をし、
様々な工場やお土産品店、飲食店で補助という形で就労されているとのことでした。

代表の東野さんが実際に企業に出向いて話をしているそうですよん。

自己肯定感て大事だよ!!!

自己肯定感、みなさんはありますか?

引きこもりの子達は、真面目で素直で自己肯定感が低い子たちが多い傾向にあるようです。

だから、そこを高めてあげる必要がある!

ということで、耕せさんでは、毎日夕方、教科書(道徳の教科書のような感じかな)みたいな本を
みんなで声に出して読み合って、今日出来たことを反省しつつ互いを褒め合う。

他者からの評価を受けることで、自分を客観的に見ることでき、
自分の強みの発見にもなるし自己肯定感の後押しになると仰っていました。

代表の東野昭彦さんが仰るには、自己肯定感をいかにつけさせるかが重要とのことです。
そこを、共同生活を通して皆で高め合う。
互いに認め合いながら、客観的な自分へのフィードバックが貰えるなんて素敵です。

最近、ADHDに敏感になりすぎていませんか?

さて、最近聞くようになった言葉。
「ADHD」ってご存知ですか?
(詳しくはこちら
このADHDに関しては、親や病院側がADHDと判断しているけれど、
会って実際に話すなど接したりするまでは、全てを鵜呑みにはしていないとのことです。
実際に東野さんがお会いして、話したり共同生活の中で、
すぐに注意して治るのであれば全然ADHDじゃないと感じたりしているそうです。
ただし、暴れるのがあまりにひどい時は戻ってしまう方もいるけれど、それも1割程度あるかないかとのことです。

最近、みんなADHDに関して敏感になりすぎているのでは?というのが東野さんの見方でした。

入居期間はどれくらい??

入居してから卒業までの期間ですが、長くて約1年だそうです。
平均半年で大体の子は卒業していくとのことでした。
卒業の基準ですが、東野さんが子供たちと向き合っていく中で見極めるそうです。
研修生(入居者)と接していくことで重要なのは、

特別扱いしないこと。

だそうです。
みんな同じ人間なのだから、上も下も関係なくフラットに接することが重要。
寮内での研修生同士の喧嘩は、互いの膿み出しのために必要なことだから、全然OK。
東野さんたちが間に入って仲介的なことはするけれど、ぶつかり合いも社会性を取り戻す上では重要とのことです。
これって、実社会でも案外出来ていないのではと個人的には思います。

東野さん
東野さん
男の子ばかりいる家の中で、何も揉め事ないほうがおかしいですよ!
ぶつかり合いはあって当然。
むしろ、ぶつからないと相手の本心なんて分からない。
仲裁しないといけない場合は、僕らが入る。
悪いと思ったら謝ればいい。
それだけのことなんですよ。

ん〜、なんて、大らかな発言でしょう。
これで安心して喧嘩しても大丈夫!!!笑
どんとこーい!ですね!

鬱病の方々のサポートも行ってますよん

鬱病の方々のサポートも行なっているそうです。
大切なことは彼らも同様に「フラットに」接する。

ちなみに、東野さんが向き合ってきた中で、
鬱病の人たちは

「負けを認めない。」人たちが多いそうな。

負けを認められずに、
どこが悪かったんだろう。
なんでだろうと考え続ける。
だから、苦しむ。

というループに入ってしまっているそうな。

東野さん
東野さん
負けは負けで認めて次に行く。
失敗はいっぱいした方がいい。
そこから立ってまた歩くことが大事なんだから、切り替えて行くこと!
失敗を引きづらいない!
忘れること、大事やで!!

と教えてくれました。
とても熱いお方です。

そうそう、鬱に対してなるほど!
と思ったことが。
リストカットする子が以前、入居したらしいんですが
リストカットしている現場を見つけて叱るんじゃなくて、
切った箇所であみだくじをして、東野さんが当たりを引いたら

「リストカットやめよ。」

と、笑い話にしてお互い笑いあったと言う話をしてくれたんです。

リストカットは、単なる痛みのあるオナニーみたいなもんだから、笑い飛ばすと。

この話聞いた時、すごく感動しましたね。
めちゃくちゃなるほど!と思いました。

痛みやコンプレックスをあえて笑い話に変えることで、
リストカットをやっていること自体がバカバカしくなってくるのだそうです。
(私自身が経験者なので、思い返すと「そうだよな〜」と今なら笑って話せるという笑)

親子の距離感

引きこもりの子と親御さんの関係って、母子家庭が大半ということもあり、大半が「過干渉」らしいです。

そういう親子関係に対しても、東野さんは全然距離を取っていいときっぱり。

東野さん
東野さん
皆、「親のいうことを聞くこと」 = 「親を大事にしている」と考えがちだけど、違いますよ。
「親の言うことを聞くこと」と「親を大事にする気持ち」は別。
この事を混同して悩んでいる人がいるけど、親は「自分の子供が幸せになることが一番なんですよ。」
距離が近すぎて苦しむんだったら、全然とった方がいい。

同じように悩んでいる方もいるのでは?
聞いてるこっちも目から鱗の連続でした。

耕せにっぽんは「大人の小学校」!?

生活リズムもしっかりしていて、日直当番もあるんです。
で、夕方に互いを評価しあって自己肯定感の見直しを行なう授業をやったり。
年齢を超えて、皆で社会性を育む場所。

東野さん
東野さん
ある時、研修生に耕せにっぽんは「大人の小学校」みたいですね。と言われたことがあって。
うまい言い方だな〜と思いました。

ちなみに、耕せさんの方で専門学校と連携しているらしく、進学したい子には、提携校を紹介することもあるようです。

取材の中で、提携校である語学の専門学校に進学した方の英語スピーチ動画をみました
内容は「自身の引きこもりの体験」についてでした。
15分間英語でひたすら、自分の引きこもり体験を海外に向けて話す。
発表用のプレゼン資料も準備する。
これまでのこの子だったら想像もつかなかったかもしれない。
そう考えるとものすごく成長していて、たくましく生きているな〜と感動しました。

さて、石垣島に目を向けると、小さい島ということもあって
世間の目を気にする人たちがすごく多く、隠している家庭が断然多いのではないでしょうか。
だから、引きこもりに対する理解を持ってもらうための動きが必要なんじゃないかなと思いました。

食事は3食、寮母さんの手作り!!

ちなみに、共同生活をしていく上で気になるのが食事。
これに関してもご安心あれ!!!
なんと!寮母さんがいて、3食作っているそうな!
手作りなので、栄養満点!
その上、みんなで食べるから何故か美味しさ倍増です。
ちゃっかり、私もいただいちゃいましたよん。

うまかった。
そして、量が半端なかった。
育ち盛りは食欲旺盛でごわす!!
ちなみに、後片付けはきちんとみんなで行います。
職場に持っていく弁当も簡単なものであれば、みなさん各自で作ることもあるらしく
モテるメンズへの道をしっかり歩んでおりましたよ。

この日は、肉じゃが、サラダ、ハンバーグ、キャベツのラー油の和え物この日は、肉じゃが、サラダ、ハンバーグ、キャベツのラー油の和え物。久々に食べたハンバーグ。中にはチーズが!!!うまし!!!
デザートにティラミス!デザートにティラミス!寮母さんが作ってくれたそうな。手作りの優しい味がして、こちらもうまし!
毎日3食の買い出しを行なっている笑顔が素敵な小見山さん毎日3食の買い出しを行なっている笑顔が素敵な石垣校責任者の小見山さん

全員分の食事を毎日用意しているという石垣校責任者の小見山さん。
笑顔が大変眩しいです。

とにかく明るく笑い飛ばせるって素敵なことだよね

東野さんや小見山さんの雰囲気を見ているとめちゃくちゃ明るい。
とにかく、明るい。ただ、明るい。
明るいとしか言いようがないくらい明るい笑
もう連呼しちゃうYO!っていうくらい。
だから、自然とみんな本当に笑顔になってる。

研修生の皆さん(耕せさんでは、子供達のことを「研修生」と呼んでおります。)を見てると、本当に素直。
なんかすんごくキラキラしてました。

少ししか話してないから全部見たわけではないんですが。
みんな青春してるな〜と、悩みながらも笑いながら前に進んでいる彼らが羨ましくも感じたり。

東野さんの人柄も小見山さんの人柄もすごく素敵なんですよね。
子供と真摯に向き合っていることが話していてめちゃくちゃ伝わる。

私は、東野さんや小見山さん、研修生のみなさんにお会いしてから不思議と元気を分けてもらったような気分です。

そんなアットホームな「耕せにっぽん」さんですが、
先日行われた「ウルトラマラソン」に研修生の中から数名、「60km」コースに初参加したようです!!
応援に行ったのですが、これまたすんごく感動しました。
だって、初出場でピョンピョンゴールしてくる子や、残念ながら途中で棄権してしまった子。
気づいたら、ゴールしている子。
一人一人に、ドラマを感じました。

東野さん
東野さん
ゴールすることが目的じゃない。別にゴールしなくてもいいんです。
ただ、こういうことにチャレンジしたんだ!っていう自信を持ってもらいたいんですよね。

当日、そんな言葉を思い出しました。

一人一人が自立して、社会と向き合う力をもう一度取り戻す場所。
しかし、そんな場所を支えるためには周囲の協力も必要です。
引きこもり・ニート・不登校に対する理解に繋がれば、これ幸いです。

では、まったね〜

■次の日、農作業の現場にもお邪魔させていただきました。

取材の次の日、モリンガを植えるとのことでしたので、さらにお邪魔しちゃいました。取材の次の日、モリンガを植えるとのことでしたので、さらにお邪魔しちゃいました。
写真は、モリンガ王国の王様とアゴキングこと東野代表の即興コントの図。
作業後は、パインジュースで喉を潤します。 うまーい!!!作業後は、パインジュースで喉を潤します。
うまーい!!!
耕せにっぽん

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